入試情報
本日の小島入試情報ブログでは昨日に
引き続き、2023年10月1日に行われた
埼玉県進路希望調査の結果について
お話いたします。
今日は、三郷・吉川地域から通学可能な
範囲の高校についてです。
県全体のお話は昨日のブログをご覧ください。
◆小島入試情報ブログ11月01日◆
文字だらけのブログが続きますが
ブログの一番下に、三郷・吉川地域
から通学可能な高校の倍率の表を画像で
貼っておきましたので、是非ご参考に
してください。
さて初めに、県全体と三郷・吉川地域の
倍率差をご覧ください。
【県全体と三郷・吉川地域の倍率差】
県全体 1.18倍
三郷・吉川地域 1.44倍
三郷・吉川地域からの公立入試は
県全体よりも厳しい受験だということを
皆さんご存じでしたでしょうか。
意外に皆さん知らないですよね...
次に、希望者が多く集まった高校に
ついてお話いたします。
【希望者が多い高校について】
川口市立高校の人気が止まりません!
毎年、倍率が最も高かった市立浦和をとうとう
抜き去り、川口市立高校の普通科が今年は
倍率が最も高くなっています。
それでは、今回(2023年10月1日)の調査で
倍率が1.5倍以上あった高校について
見てみましょう。
①川口市立高校 普通科 ...3.66倍
②さいたま市立浦和 ...3.30倍
③越谷総合技術 情報技術...2.35倍
④越谷南 ...2.24倍
⑤大宮 理数 ...2.20倍
⑥大宮 普通科 ...2.13倍
⑦浦和西 ...2.10倍
⑧越ヶ谷 ...2.01倍
⑨川口市立 理数 ...1.93倍
⑩さいたま市立浦和南 ...1.86倍
⑪越谷総合技術 食物調理...1.83倍
⑫蕨 普通科 ...1.68倍
⑬和光国際 普通科 ...1.66倍
⑭川口市立 スポーツ科学...1.63倍
⑮南稜 普通科 ...1.62倍
⑯浦和 ...1.58倍
⑰浦和北 ...1.55倍
⑱浦和東 ...1.53倍
⑲川越 ...1.51倍
ずらりと19校!倍率が1.5倍というが
受験生の1/3の生徒が不合格になるという
受験ですので、相当厳しい入試!
その中でも、川口市立・市立浦和は
倍を超える人気です。1/3の受験生しか合格
出来ない厳しい受験。なぜそんなに人気が
あるのか。市立浦和は、部活も勉強も両立して
進路もかなり立派な結果を出しています。
ですから人気が集まるのは納得ですね。
川口市立は、ある意味「期待値」での人気
が高い状態です。校舎の素晴らしさは、公立
ではNo,01なのは間違いないでしょう。
「あの環境で勉強したい!」という受験生が
集まっているのですね。進路についてはまだ
結果が出ているとは言えないです...
例年通り人気を集めている高校が、ずらりと
ならんでいますが、その中でも浦和北高校の
倍率が、昨年度0.98倍だったのが今年は
1.55倍と跳ね上がっています。これは
募集人数が40人減ったことが原因と思われ
ますが、それを差し引いても、昨年よりも
希望者が多くなっています。
ちなみに、昨年度のこの時期の希望者と
今年の希望者を比べて、希望人数が大幅に
増加している高校は以下の通りです。
川口市立 普通科 ...316人増
伊奈学園総合 ...169人増
越谷南 普通科 ...143人増
大宮 普通科 ...135人増
市立浦和 ...118人増
浦和北 ... 99人増
浦和東 ... 83人増
浦和 ... 75人増
浦和西 ... 70人増
となっています。
これらの高校の受験を希望している中学生は
勝負の毎日を過ごさないといけないですね。
次に倍率の変動の大きかった高校に注目して
見ましょう。
【倍率が大幅に増加した高校】
越谷総合技術 情報技術
...昨年1.65倍 今年2.35倍
浦和北 普通科 ...昨年0.98倍 今年1.55倍
越谷南 普通科 ...昨年1.92倍 今年2.24倍
川口市立 普通科 ...昨年3.34倍 今年3.66倍
松伏 情報ビジネス...昨年0.38倍 今年0.68倍
越谷総合技術 食物調理
...昨年1.55倍 今年1.83倍
浦和 ...昨年1.31倍 今年1.58倍
【倍率が大幅に低下した高校】
常盤 看護科 ...昨年1.60倍 今年1.05倍
三郷工業技術 機械...昨年1.67倍 今年1.23倍
越谷北 普通科 ...昨年1.83倍 今年1.43倍
南稜 普通科 ...昨年2.00倍 今年1.62倍
大宮 理数科 ...昨年2.55倍 今年2.20倍
草加 普通科 ...昨年1.31倍 今年1.00倍
倍率の変動をみると、専門学科の変動が大きく
見えます。これは、募集人数が少ないことが
原因です。ですから、専門学科の受験を希望
している中学生は、倍率よりも募集人数と
希望者数をチェックするべきです。
普通科に絞って倍率の変動を見てみると
前述のように浦和北高校の変動が強烈です。
また越谷南高校・川口市立高校・浦和高校
の倍率も上がっています。
逆に倍率が下がった高校に注目すると
越谷北高校と南稜高校の2校の変動が目立ちます。
両行ともに倍率を0.3以上落としております。
しかし、それでも倍率の高いことに
変わりはなく、今年も厳しい受験となります。
草加高校がどうしたのでしょう...
これほど大きな低下は予想できませんでした
し、原因が不明... 越谷南の倍率があがって
いることを考えると、人気がそちらに流れた
ようにも考えられますが...
ちなみに、昨年度のこの時期の希望者と
今年の希望者を比べて、希望人数が大幅に
減少している高校は以下の通りです。
草加 普通科 ...54人減
越谷北 普通科 ...47人減
和光国際 外国語科 ...38人減
南稜 普通科 ...36人減
人気が上昇した高校の増加人数に比べたら
そんなに大きな人数ではありません。
ですから、これらの高校の受験が
楽になったわけではありません!
受験当日まで気を抜かず頑張りましょう!